「ミドリムシ」を知っていますか？ミドリムシはムシとつきますが、虫ではないので安心してくださいね。
ここ数年、青汁のブームに乗っかるような形で、じわじわとミドリムシの人気が高まっているんですよ。ミドリムシを使った粉末ドリンクやサプリメントも、一気に増えたように感じます。
ここでは、そんなミドリムシの栄養価やミドリムシを使ったサプリメント「ミドリムシのちから」をご紹介します。
ミドリムシには59種類の栄養素が含まれている
そもそもミドリムシというのは、一体何なのでしょうか。ミドリムシは、クロレラなどと同じ「藻」の仲間です。
しかし、ミドリムシは、なかなかそのまま食べるということはありませんね。ミドリムシを摂るためには、やはり粉末のものやサプリメントなどを飲むのが一般的です。最近ミドリムシが注目を集めているのは、その栄養価の高さにあります。
なんとミドリムシは、59種類もの栄養素を含んでいるんですよ！しかも植物性の栄養と動物性の栄養の両方を持つという、非常に珍しいものなのです。
今のところ、ミドリムシ以外に植物性と動物性両方の栄養を持つものはありません。この点でも、非常に珍しいものだと言えるでしょう。ミドリムシは、ビタミンやミネラル、アミノ酸のほか、DHAやEPAという不飽和脂肪酸も含んでいます。
炭水化物とミドリムシがあれば健康に生きていけると言われるほど、ミドリムシの栄養価の高さはお墨付きなのですね。
ミドリムシが注目されているのは、栄養価の高さだけではありません。その消化吸収率の高さにもあります。実はミドリムシには、植物にはある細胞壁がありません。
食べ物を食べても一部しか吸収されないのは、細胞壁が邪魔をしているからなのです。ミドリムシにはその細胞壁がないので、栄養がしっかりと消化吸収されていくというわけです。
ミドリムシのちからはミドリムシの栄養を最大限に活かすサプリ
そんなミドリムシを使った商品はたくさんありますが、ここで紹介するのは「ミドリムシのちから」という粒タイプのサプリメントです。
青汁のような粉末のものもありますが、見た目やニオイなどの先入観で飲めないという人もいるでしょう。
そんな人でも、粒タイプなら飲み込んでしまえばいいのですから楽ですよね。ミドリムシのちからに含まれているのは、ミドリムシだけではありません。
他には
- 有胞子性乳酸菌
- コエンザイムQ10
- αリポ酸
- ハイチオンエキス
が含まれています。ミドリムシそのものにビタミンやミネラル、アミノ酸などの栄養素は含まれているため、あえて加える必要はないのでしょう。
1日の目安量は3粒～6粒です。
ミドリムシは葉酸や亜鉛も含んでいる
ミドリムシには、葉酸や亜鉛、鉄分などの「妊活中」や「妊娠中」におすすめの成分をたっぷりと含んでいます。
葉酸はホルモンバランスを整えたり、妊娠してからは赤ちゃんの神経管閉鎖障害などの先天性異常リスクを軽減する働きがあるものです。妊活中から葉酸を摂ることは、今では常識となっていますよね。
そんな葉酸は、ミドリムシ100gあたり990μg含まれています。妊活中や妊娠中に必要な葉酸量は400μgですから、ミドリムシのサプリメントを飲むことで十分葉酸を補うことはできるでしょう。
しかし、ミドリムシのちからに含まれる葉酸は天然のものですから、吸収率は低いです。だいたい、食品に含まれる天然葉酸の吸収率は50％ほどと言われていますから、ミドリムシのちからの葉酸吸収率も決して高くはないでしょう。
とはいえ、ビタミンB12やビタミンCなど葉酸を効率的に利用するために必要なビタミンもミドリムシには含まれていますから、ホウレン草などの野菜よりは葉酸の利用効率は良いといえそうです。
また、DHAやEPAの不飽和脂肪酸は血液をサラサラにする効果がありますから、血行を良くして妊娠しやすくする、つまり不妊の改善効果も期待できるのです。
もちろん葉酸にも赤血球を作って血液を増やす働きがありますから、「冷えの改善」効果は非常に高いと言えるでしょう。
こんなにも多くの栄養素や効果、効能を含んでいるミドリムシ、あなたも興味が出てきたのではないでしょうか。
まとめ
ミドリムシが注目されているのは知っていても、なんとなく手を出せずにいたという人もいるでしょう。しかし、ミドリムシの優れた栄養素や効果を知った今、「ミドリムシを摂ってみたい」と思った人もいるかもしれませんね。
ドリンクで飲むのはちょっと…という人も、粒のサプリメントなら簡単にミドリムシの栄養を得ることができます。
妊娠を計画している人や妊娠中の人はもちろん、日頃の食事で野菜や魚を食べる機会が少ないと感じている人は、ぜひ「ミドリムシのちから」を飲んでみることをおすすめします。
すべての栄養が補えるわけではありませんが、現代の日本人の食事で不足しがちな栄養素のほとんどを補うことはできると思います。妊娠中に欠かせない葉酸も含まれていますから、ぜひミドリムシのちからを検討してみてはいかがでしょうか。
